ウニと鱧のキュウリもみ

今回は暑い夏を涼しくサッパリといただく一品です。夏の階上といえばウニをはずすことは出来ません。 階上に帰ると塩ウニときゅうりもみの和え物を肴に冷たいビールをいただくのがこの上もない楽しみでした。 そこで夏の王様、鱧(はも)ときゅうりのウニ和えを創ってみました。使う塩はモンゴルの岩塩です。 どうなりますか?
鱧とウニのキュウリもみ
ポイントはたて塩の濃さです。好みで加減してください。
塩は好みの産地でいいでしょう。
料理の作り方
  • モンゴルの岩塩で、たて塩を作ります。たて塩とは味を調えた塩水のことですね。小口にスライスしたキュウリを出汁昆布を加えたたて塩に着け、しんなりするまで置いておきます。
  • 生ウニはたて塩に着けて30分ほど冷蔵庫に入れておきます。あまり塩辛くしないこと。
  • 鱧は三枚におろし骨切りした後、熱湯でさっと洗い冷水に取り水気を取ります。 赤梅肉を煮切味醂とお酒でゆるめにのばし、さっと和えます。きれいな赤ピンク色に染まります。
  • 茗荷は細い千切り、新生姜は小さな霰(あられ)に包丁し、水にさらして後水切りしておきます。
  • しんなりしたキュウリをかためにしぼり、薄塩に味が付いたウニと和えます。 器に形よく盛付け鱧梅肉を乗せ、霰新生姜を上から振り千切りの茗荷を添えます。
※このコーナーは料理・飲み物は、「町家・遊膳」の店長である当会の川向理事から紹介していただいております。
カテゴリー: 郷土料理   パーマリンク

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